めだかの学校 |
絶滅危惧種II類に指定されたメダカを保護するために池地区の休耕田を借用し、生息環境を復元し復活させることを目的とした”メダカの学校をつくろう会”が1999年に設立されました。かって、池地区には、メダカやフナが生息していましたが、現在は、ドジョウとアブラハヤ、放流魚のヤマメが生息しているだけです。そんな中、たまたま伊豆シャボテン公園の人工池に十数年前、池地区からヒラテテナガエビを採集し放流時したときに紛れて入っていたメダカが今も生存していたことがきっかけとなり、今回の会の設立となりました。メダカを通して環境問題を考え、人間の活動と共存する里山の生物の多様性を復元し復活させるために、ボランティアを募り21世紀に向けて自然に親しみながら、楽しく活動してゆこうという呼びかけに、1999年11月27日におこなわれた設立会には三十名の方が集まり、発起人の浜野秀保氏(伊豆シャボテン公園勤務)と事務局の高橋芳治氏(伊東市生涯学習センター池会館事務長)からの説明と現地見学を中心に活発な意見が交わされていました。当サイトでもこの会の進行状況については、随時掲載してゆく予定です。ちなみに私(井岡)もこの会のメンバーに加わりました。現在、飼育委託を受け飼育中ですが、卵を産み付け稚魚も増え始めました。この会では、飼育のみではなく、休耕田の耕作や田起こし、草刈りなどもおこなうことになりますので、その辺の情報もふくめてお知らせいたします。 |
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